GLOW Premium Salon2018 セミナー
忙しいAG世代の救世主?
「ちょい盛り」ウィッグがもたらす自信
Project report ビューティー ヘア
[ 19.01.16 ]
11月11日、「GLOW Premium Salon2018」が渋谷ヒカリエホールで開催されました。今年のテーマは「Aging Gracefully」。自分らしく、ゆるっと優雅に年齢を重ねる40代、50代の女性たちのこれからを応援しようと、宝島社「GLOW」、朝日新聞社、朝日広告社が今春スタートしたプロジェクトです。
11日午後にBホールで開かれた、アートネイチャーによる「Aging Gracefullyビューティーセミナー」は、100人近い来場者で満席に。ウィッグブランド「ジュリア・オージェ」( http://www.julliaolger.jp/)のCMに出演中のタレント・三田寛子さんが、同社執行役員の重松小百合さんと対談し、妻、母、娘、社会人と様々な顔を持つ女性たちに向けて、年齢を重ねていく上で大事にしていることなどを語り合いました。
重松さんは、今年で10周年となるジュリア・オージェを立ち上げた経緯として、40代くらいから白髪が増える、髪が細くなる、くせが強くなる、広がりやすくなるなどの悩みを持つ女性が増えることを挙げ、「オーダーメイドの高価なウィッグではなく、お手軽価格で試せる既製品で、アクセサリーやヘアエクステンションのように『盛る』アイテムとして使っていただきたい」と語りました。また、この秋から発売された新商品「さらら」では通気性やつけ心地の良さといった機能性を高めるため、専用の生地を国内で糸から作っていることも紹介しました。
さらに、ヘアスタイルが印象に与える影響の大きさについて指摘し、「メイクが薄くても、ヘアスタイルが決まっていると自信が持てますよね。ウィッグで『ちょい盛り』すると華やかになりますし、ほんの数ミリでも頭頂部を盛ると、小顔に見えます。ぜひ、色んなヘアスタイルに挑戦していただきたいと思います」と呼びかけました。また、髪のトラブルを感じたら、シャンプーなどで頭皮を清潔に保ち、血行をよくするために地肌をマッサージすると良いというアドバイスも。
三田さんは、年齢を重ねても輝き続ける秘訣を尋ねられ、「結婚後、歌舞伎界という特別な世界で、年上の輝く女性たちにたくさん出会いました。私もこうなりたいわ、憧れるわという気持ちで何だか一生懸命やってきたら、いつのまにか50歳を過ぎてしまったという感じなんです」と笑顔で振り返りました。
とはいえ、三度の出産では産後脱毛などを経験し、思うようなヘアスタイルができずに悩んでいた時期もあったそう。髪の不調は女性ホルモンとも関係しており、加齢に伴ってパサつきやすくなったり、まとまりにくくなったりする人もいます。「髪の悩みは言いづらいですが、話せば、『実は私も』『あなたも?』ということがありますよね。私は地方公演の出張時や、忙しくて美容院に行けない時などにウィッグにとても助けられてきました」と三田さん。また、梨園の妻として、お客様へのあいさつでお辞儀をする機会が多いことから「頭頂部など、自分では見えないところも意識しなくてはと思うようになりました」と語りました。
司会の若井友紀子さんがこの日、ジュリア・オージェのウィッグをつけていることを明らかにすると、三田さんは「実は私も。皆さん、分かりますか? 自分でもつけているのを忘れちゃうくらい軽いんですけど」と語り、重松さんも「私もつけています」と続けました。照明が当たっていても、ウィッグとは分からない自然さに、来場者も興味津々の様子でした。
その後は、雑誌「GLOW」で活躍しているモデルのティナさんによる、オールウィッグの装着実演がありました。ロングヘアを束ね、ショートヘアのオールウィッグをつけるまではほんの数分。「帽子と同じくらい簡単ですよね」と重松さん。ウィッグは洗ってくり返し使えるので、スタイリング剤をつけるなど、地毛と同じようにアレンジできるそうです。
最後に三田さんは、2016年に夫の8代目中村芝翫(しかん)と息子たち3人が同時に襲名公演を終えたことに触れ、「私もほっと一息ついて、公私ともに色々と挑戦したいと思っています。ウィッグをつけて変身し、自信を持って歩いていきたい。もしウィッグをつけた私をみかけたら、皆さんぜひ声をかけてくださいね」と明るく呼びかけました。