シェアリングって便利!楽しい!
GLOW presents ライフスタイル エコ サスティナブル グルメ
[ 22.01.17 ]
シェアリングを実践中のグロー世代3名に、お話をうかがいました。
充実感が得られ、より一層ハッピーになれるエピソードをご紹介!
Episode1|畑
- モデル AYUMIさん
雑誌、広告、TV等で活躍。エッセイ、料理レシピ、キャンプ本など、著書多数。愛情たっぷりの子育て、そのライフスタイルにも注目が集まる。
群馬にある知人の畑をシェアし、夫婦で野菜作りを楽しんでいます
私たち夫婦は、畑を始めて2年目に突入。80代のご夫婦と一緒に知人の畑を使わせてもらっているのですが、そのおふたりから植える時期や作業の仕方を教えてもらえるのでスムーズに畑仕事ができています。ご夫婦は高齢なので、力仕事は私たちが代わりに。
畑までドライブをして、作業をして、温泉に入って帰る。この夫婦の時間が楽しみでもあり、リフレッシュにも。
収穫した野菜を友だちへのお土産にすると、みんな喜んでくれます。人に食べてもらうこともモチベーションになるから、もっとシェアできるようにもう少し多く植えたいです!
Episode2|自然エネルギー
- アムリターラ 代表 勝田小百合さん
国産のオーガニック化粧品のほか、農薬不使用原料を使用した食品やサプリメントも人気。独自の厳しい基準を設け、それをクリアしたしもののみ商品化。
風力やバイオマスをシェアして発電するクリーンエネルギー
アムリターラの表参道店ではオープンした2011年より、使用した電力分のグリーン電力証書を購入する形でグリーン電力を採用してきました。2017年からは、風力やバイオマスなどの自然エネルギー100%のグリーナでんきと契約しています。
私たちはお客様に真の美と健康をお届けし、自然と調和した持続可能な社会の実現を目指しているので、再生可能エネルギーを選択することで環境負荷を少しでも減らし、グリーン電力の心地よさをお客様ともシェアしたいと考えています。私たちの小さな力がやがて大きな流れに変わっていく、と信じています。
Episode3|農産物
- スタイリスト 永岡美夏さん
雑誌をはじめ、広告、カタログ、TVCMなどで活躍。大人の愛らしさを引き出すスタイリングに定評あり。忙しく働きながらも、愛犬とスローな湘南ライフを満喫。
美味しいものや旬のものを仲間と一緒に分かち合う
ちょっと前まで住んでいた街のご近所さん4人でLINEグループを作り、誰かがおすすめする美味しいもの、珍しいもの、旬のものなどを情報交換しながら一緒に購入しています。自分ひとり分だけを買うと送料が割高になってしまいがちですが、みんなでまとめればお得。
それに、食べた感想なども語り合えるから楽しいです。生産者さんから直接買える「食べチョク」も利用していて、お米や山菜などを購入して友人たちとシェア。もう引っ越してしまったのでご近所さんではないのですが、しょっちゅう会う仲間なので、共同購入は継続中なのです。
ライター土屋 × 編集Y
「シェアリング」を利用しないなんて人生損しちゃう!
- 編集Y
- この特集を担当するまで、シェアリングのことを深く知らなかったけれど、ここまで私たちの生活の隅々にまで浸透しているとは驚いた!
- 土谷
- 「あったらいいな」なシェアサービスが既にあるし、シェアという視点でモノを考えると、生活の中の無駄や我慢が浮き彫りに。
- 編集Y
- ちょっと前までは、何においても“自分専用”が当たり前だったけど、もうそのこだわりは捨てていいし、シェアリングを取り入れてバンバン使いこなす方が今っぽくてスマート!
- 土谷
- 私も数年前までシェアハウス住まいだったけど、モノや空間の共有はなんの問題もないばかりか、コミュニケーションが生まれてすごく楽しかったな。シェアリングって、昔からあるご近所づきあいの感覚のリバイバル的側面も大きいよね。
- 編集Y
- そうね。私は老後の暮らし方のひとつとして、シェアハウスを妄想中。今はまだ充実してないけれど、将来的にシニア向けのサービスとして確立することに期待しているよ。あと、個人的にはハウスクリーニングなど、スキルのシェアサービスをもっと利用したいと思った。昔は“お掃除をお願いするのはお金持ち”という感覚だったけれど、たとえば年に1回の大掃除だけとかなら私でもお願いできるな、って(笑)。
- 土谷
- シェアすることで感謝の気持ちが生まれる気もするしね。
- 編集Y
- シェアリングが当たり前という時代の流れに乗ることで、もっと暮らしが快適になって、新しい次元の豊かさを享受できるんじゃないかな。
出典:「GLOW」2022年1月号
取材・文=土谷沙織