メイクアップで自己肯定感とテンションを上げる!
サ・ピヨン メイクでテンションUP
GLOW presents メイク コスメ ハウツー マインド
[ 22.05.02 ]
ハッピーでポジティブ、大人可愛いメイクで人気のイガリシノブさんが、GLOW世代のためのセルフラブメイクをご提案。
大人ならではのお悩みをクリアしながらキレイになる、洒落るテクニックが満載で、テンションも爆上がりです!
パーツを100%攻めないこと。
力を抜いて、楽しくメイクして!
- ヘア&メイクアップアーティスト
イガリシノブさん
オリジナリティの塊で、メイクの新たな潮流を生み出してきたトレンドセッター。センス任せではなく色、質感を巧みに計算したメイクで、パーツ美やお洒落感、印象を自在に操る。
素材をいかしたメイクで肯定感を底上げ!
素を隠しすぎるとメイク感ばかりが前面に出て、魅力向上や自己肯定感につながらなくなる……その傾向は、年を重ねるほど強くなる、とイガリさん。
「メイクした顔を見て“なんかアガらないな”と感じたら、やりすぎ注意報かも!GLOW世代のメイクを見ると、きっちりしすぎだな、盛りすぎてるな、って感じることが多いんですよねー。好きな色を使ったり、流行りのテクを試したり、やりたいことはやりながらも、どこかで抜かなきゃダメ。入れ込みすぎず、“このメイク、なんか可愛い!”くらいの楽しい気分でやって欲しいな」。
それは決して精神論ではなく、メイクの仕上がりにも影響するのです。
「作り込みすぎるとかえって顔がこけて見えたり、小ジワや影が目立ったりして、老けて見えるから気をつけて。逆に、100%攻めずに形を濁した方が、顔にヌケ感が出て、色も引き立って、素敵に見えるよ。
色選びの思い込みも実はキケンで、時には一般論を疑ってみることも大事。たとえば、コーラルシャドウって肌なじみがよくて大人にも使いやすいと言われているけど、実はくすみが目立って老けるし、古くも見えちゃう。思い込みを捨てて、新しい考えやアイテムを取り入れることも、大人が可愛くい続けるためのカギ」。
力を抜いて、新しいものも受け入れ、自分の素材を愛でながらメイクすれば、新鮮な魅力が浮き上がるはず。イガリ流のテンションUPメイクで、好ましい自分を再発見してみてください。
「サ・ピヨン メイク」の作り方
最近のお気に入りは、韓国ドラマ『結婚作詞、離婚作曲』の登場人物サ・ピヨンをイメージしたメイク。
「どギツさゼロで、パーツのキレイさだけがスッと出てる感じがイイよね!」(イガリさん)。
サ・ピヨンとは?
Netflixでシーズン2まで配信中の韓国ドラマ『結婚作詞、離婚作曲』の登場人物で、病院長の妻という役柄。演ずる女優パク・チュミのアラフィフとは思えない透明感あふれる美貌にも注目!
キレイさだけがスッと浮き上がる!
韓流上品美人顔
シャンブレーシャツ2 万6400円 (ハイク/ボウルズ) ピアス2万8600円(ルフェール/ワームス ルミネ新宿店) アクアマリンリング30万2500円(マリハ)
EYE
ピンクで温もりを添えつつナチュラルな陰影をプラス
ブラシでBをアイホールに、チップでCを二重幅に重ねて上へとぼかし、Aで目頭にハイライトを入れる。下まぶたのキワには細チップでBをのせて囲む。アイラインはキワに細く。
左:レッドピンクとブラウン系の陰影で、涼しげでありながら華のある目もとを演出。シグニチャー カラー アイズ 116 7700円(SUQQU・5/13限定発売)
右:マットでくっきりした発色のスモーキーなダークブラウン。ザ カラー リキッド アイライナー 002 Rusty Brunette 3300円(アディクション ビューティ)
LIP
先にライナーを仕込んで上品&やさしげな唇を演出
リップライナーで唇の輪郭を取ってから唇全体を塗りつぶし、形を整えつつ色持ちもUP。リップカラーもスティックのエッジを使って輪郭を整えながら塗り、フォルムの美しさを強調。
左:自然に溶け込む血色カラーと肌色カラーのW使いで、立体的な唇に仕上げる隠しリップライナー。フーミー ダブルリップライナー 1650円(Nuzzle)
右:素の唇を美しく引き立てるツヤやかなピンクベージュ。ピュア カラー エンヴィ クリスタル リップスティック 564 4400円(エスティローダー・限定パッケージ)
High Light
ラベンダーハイライトで立体感のあるピュア肌に
ツヤラベンダーを細めのハイライト用ブラシに取り、目頭からしずく型、目尻の外側に空豆状、おでこの中心・鼻筋の入り口に楕円状にのせて、肌の透明感と立体感を高める。
きらめく光のヴェールを纏わせ、肌の透明感を高めるラベンダー。ザ ブラッシュ ニュアンサー 005N Aurora Veil 3300円(アディクション ビューティ)
出典:「GLOW」2022年5月号
撮影=野呂知功〈TRIVAL〉 ヘア&メイク=イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリング=安竹一未〈kili office〉 モデル=松田珠希 文=山本葉子