トップ / 雑誌カバー / 生活環境を見直し、体を整える。コロナ禍の先を見据えて、今、取り組むこと

生活環境を見直し、体を整える。
コロナ禍の先を見据えて、今、取り組むこと

[ 21.05.17 ]

by GLOW

予想以上に長く続くコロナ禍。そんな中でも心折れることなく、明るく健やかに過ごすために大切なことを、それぞれがあらためて考えさせられる日々です。
俳優であり、ファッションディレクターである板谷由夏さんにとってのそれは、生活環境を整えること。子どもたちが成長し、子育てのステージが移り変わる今、大人としてあらためて目配りしたい部分があるそうで……。

新たなステージに進む子どもと家族。
それに合った、快適な環境づくりを

 この春まで、長男の受験に家族一丸となって専心していた板谷由夏さん。無事に進路が決まった後は、息子さんともども、ひとときほっとした時間を過ごした。
「あれだけ根を詰めて勉強したんだから思いっきり遊べばいいのに、『暇だから、塾でも行こうかな』なんて言ってましたね(笑)。そういえば私も、子育てが一段落したとき、ぽっかり空いた時間の使い方がわからなくて『えーと、何すればいいんだっけ?』と困惑していたのを思い出しました。映画を観に行けばいいのか、本を読めばいいのか……がんばっていただけに逆に時間を持て余してしまう、あの不思議な感じ」

 進学、進級した子どもたちとともに、春からは新生活がスタート。実は板谷さん、昨年から自宅のリニューアルを構想し、まさに今、実行中だという。
「コロナでそれどころではない時期ではあったんですが、同じ家に10年暮らして、子どもたちも成長してきたので、家には何かしら手を入れないと……と。もともと自粛生活と関係なく、家づくりにはすごく貪欲なほう。それに、ここ1年は家で過ごす時間が増えて、住空間が快適であることの大切さが、誰にとっても重々、わかったじゃないですか。とにかくストレスが少なくて居心地がよく、家で過ごす時間がますます楽しくなる、そんな環境にしたいなと思いました」

ワンピース3万6300円(シンメ/チェルシーフィルムズ) カーディガン1万450円(ステートオブマインド/ゲストリスト) 帽子2万900円(タア/タア トウキョウ) ピアス2万6400円、バングル4万4000円(ともにシリシリ) サンダル3万1900円(ファビオ ルスコーニ/ファビオ ルスコーニ ヴィオロ 福岡店)

心地よさの優先順位は、
「まず身近から」が鉄則!

 板谷さんの考える心地いい家の中心には、やはり家族の集うキッチンとリビングがある。
「料理が好きだし、キッチンにいる時間はまちがいなく長いので、キッチンとパントリーは充実させたい!器も好きで集めているので、収納する場所もきちんと確保したいです。あとはダイニングと、皆が集まるリビング。個室はそれぞれ寝に帰るだけなので、小さくていいやと思っていて(笑)。息子たちはまだリビングで勉強していますが、これからは成長して部屋にこもる時間も増えるかもしれないけど……それでもね、出てきたくなるような空間にしたくて」

 理想の空間づくりの第一歩としてまず取り掛かろうと思っているのは、「タオルの新調!」と板谷さん。肌に直接触れるものをリニューアルして、新しく始まる日々を爽快に迎えたいという。
「いちばん身近にあるものをパーッと一気に変えるのって、やっぱり手っ取り早く気分を変えられるし、タイミングとしても今かな?と。春ですしね」

健やかな大人年代を過ごすための
「骨格づくり」を、自分の課題に

 子どもたちの成長につれて、家族の形も、自分も変化していく。大人年代のさらなる充実を目指すための資本といえば、やっぱり体づくり。俳優、ファッションディレクターとして忙しい日々を過ごしながら「体を整え直したいという気持ちは、常に持っています」と板谷さんは言う。

「今、ハマっているのは、骨格から整えること。骨格を整えて筋力をつける、そういう理論の本を読んで、刺激を受けました。専門の先生に見てもらったら、ちょっと背筋が曲がっていると指摘されたんです」
 モデルをしていた経験から、撮影で服を見せる際、体をひねったり、反り返ったりするのが「無意識のうちに癖になっていたみたいで……」と板谷さん。

「とくに肋骨を開いてしまうのがいちばんいけないらしくて、先生からも『職業病ですよ』と言われました。だから、まず肋骨を意識して内側に入れることから始めています。私は筋トレがあまり得意じゃないので、骨格を整えることで筋力をつけられるなら、それはすごくありがたい。体力もそうだし、大人年代を健やかに迎えるためにやれることは、今から少しずつでもやっておきたいと思いますね。ボーッとしていると、あっという間に時間だけが過ぎてしまいますから」

出典:「GLOW」2021年5月号
撮影=柴田フミコ スタイリング=伊藤美佐季 ヘア=hanjee〈SIGNO〉 メイク=AKIKO SAKAMOTO〈SIGNO〉 取材・文=大谷道子

板谷 由夏 Yuka Itaya
1975年福岡県生まれ。俳優にして、ファッションブランド「SINME」ディレクター。最近の出演作にドラマ『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』『13(サーティーン)』、Netflix『Followers』、映画『37Seconds』など。放送中の連続テレビ小説『おちょやん』ではヒロインの夫・一平の母親役に。また、中国で大ヒットしたドラマ『ホットママ』日本版がAmazonプライムビデオで好評配信中。
  • SHARE
  • facebookでシェアする
  • Line It

pagetop