日本は153カ国中121位。
これは世界の男女平等ランキングの順位です。
「先進国」と呼ばれながら、ジェンダーギャップにおいては後進国である日本。
今回は、ランキング上位常連国スウェーデンと日本のAG世代女性104人ずつに
アンケートを実施。
AG世代女性の日常にどんな違いがあり、その要因は何なのか。
男女平等が進む国・スウェーデンに女性幸福度UPの秘訣を学びます。
※世界経済フォーラム(WEF)が各国のジェンダー不平等状況を分析した「世界ジェンダー・ギャップ報告書
(Global Gender Gap Report)2020」 (2019年12月16日発表)より
(各国n=104)
日本
スウェーデン
比較すると、
スウェーデン女性の方が満足度が高い模様。
恋愛観篇
(各国n=104)
日本
スウェーデン
先進国の中では出生率が高いスウェーデンですが、
婚姻率はさほど高くありません。
なぜならパートナー関係の約半数が
「サンボ」と呼ばれる事実婚だから。
法律制度として、サンボでも正式な婚姻と同等の権利を
得られるそう。
そんな背景から、
日本より結婚観は自由なのかもしれません。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
スウェーデンには「結婚適齢期」という概念は
あまりない様子。
スウェーデンは離別率が高い半面、
再婚や新しい恋愛にオープンで前向きです。
別れても、年齢に関係なく新たなパートナーを
見つけることはごく自然なことなのです。
家事・育児篇
(n=73)
女性が
行う
平等に
分担
男性が
行う
(n=60)
女性が
行う
平等に
分担
男性が
行う
(n=54)
女性が
行う
平等に
分担
男性が
行う
(n=55)
女性が
行う
平等に
分担
男性が
行う
日本の家事・育児は、圧倒的に女性頼みの実情。
スウェーデンでは、家事ができない
男性はモテないそうです。
男性が家事をしないと、
サンボの解消につながるのだとか。
仕事篇
(各国n=104)
日本
スウェーデン
日本は専業主婦・パート・アルバイトが約7割。
一方スウェーデンはフルタイムが8割以上という結果に。
世界の男女平等ランキングでは
「管理職につく男女の人数の格差」も指標項目ですが、
今回の調査では、
スウェーデンで少数存在する経営者・役員が、
日本ではゼロでした。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
女性管理職が男性と同数と答えたのは、
日本ではわずか24%。
出産・育児で離職せざるをえず、
そこでキャリアに差がついてしまうこともあるでしょう。
スウェーデンは手厚い子育て政策があり、
そこにも男女平等の秘訣があるようです。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
日本とスウェーデンでは、YesとNoの割合が逆転。
スウェーデン女性の多くがフルタイムで働ける理由は、
この点も影響しているのかも。
マインド篇
(各国n=104)
日本
スウェーデン
(各国n=104)
日本
スウェーデン
スウェーデン女性は自己評価が高くポジティブなようです。
日本人女性ももっと自信を持って
いいのではないでしょうか。
そのためにAG世代女性を
褒めたたえる機会が増えるといいかもしれません。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
日本女性はNoが8割以上。
スウェーデン女性はYesが過半数と、
向上意欲も高い傾向です。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
(各国n=104)
日本
スウェーデン
スウェーデンのAG女性には、
ロールモデルが多くいる様子。
この点が女性のモチベーションに
繋がっているのかもしれません。
(各国n=104)
日本
スウェーデン
日本より性差別を感じることが少ないスウェーデン。
特に、職場においては顕著です。
(各国n=104)
日本
家事をする時間
家族と交流する時間
何もせずボーッとする時間
ゆっくりと食事を楽しむ時間
映画やゲーム、テレビなど娯楽を楽しむ時間
美容やファッションを楽しむ時間
勉強や教養を高めるための時間
スウェーデン
仕事をする時間
映画やゲーム、テレビなど娯楽を楽しむ時間
家族と交流する時間
十分な睡眠時間
ゆっくりと食事を楽しむ時間
自分の趣味や創作活動に没頭する時間
勉強や教養を高めるための時間
美容やファッションを楽しむ時間
各国の女性に優先されているものが赤裸々となった結果。
日本のAG女性は、家族を優先している傾向です。
共通で確保出来ていないものは
「美容やファッション」「勉強や教養」時間でした。