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さよなら上天草、また来ます!
ワーケーションin熊本県上天草市 Day5
Project report トラベル キャリア ライフスタイル レクリエーション
[ 22.01.17 ]
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リモートワークが広がる中、旅先で仕事をしながら休暇も楽しむ「ワーケーション」が注目されています。
AGプロジェクト事務局は10月、熊本県上天草市が実施した4泊5日のワーケーションモニターツアーに参加。その模様をお届けします。
〈Day5・10月29日〉
あっという間に最終日。
遊びの合間に原稿を書いたり、会議に出たり。正直、そこまで生産性高く働けていたかと問われると微妙ですが、家族の帰宅時間を気にせず、食事作りや洗濯などの家事からも解放されて海に沈む夕日を眺めたり、体が温まるまでお風呂につかったりできたことは確実にリフレッシュになりました。
非日常の空間は、心をオープンにしてくれます。他のツアー参加者や地元の魅力的な方々と、仕事を超えて子育てやこれからの地方と都市の関係、会社を離れた生き方などについて話し合った時間も貴重でした。
一方で、もう少し個人ワークの時間が取れるようなプランだったらよかったな、と思ったことも。ホテルのチェックアウト時間を少し遅くできたり、日中、人に聞かれたくない話もできる個室のワークスペースがあったりすると、より参加しやすくなるように思いました。
最終日は、夕方の便で東京に戻るスケジュール。
午前中はイルカウォッチングのツアーと、自由行動に分かれました。私は自由行動で、釣りでお世話になった鬼塚夫妻に再度会いに、維和島の釣耕苑へ。
イルカウォッチング
維和島は、天草四郎生誕の地とも言われています。また、韓国・済州島発祥の、ハイキングと街歩きを組み合わせた「オルレ」というウオーキングイベントの、九州版のコースの一つでもあります。
もともとは中学校の体育教師だったという2人。子どもたちが巣立ち、60歳で定年後、維和島が九州オルレのコースに認定されたことから、「家でぼーっとしているのも何だし、趣味の釣りを皆さんにも楽しんでもらえたら」と、知人のすすめで民泊を始めたそうです。
「韓国や日本国内からたくさんの方がいらっしゃってね。やっぱり楽しいですよ。色んな話をしたりして」と、目を細めて話す鬼塚さん。ご夫妻の温かい人柄と、美味しい手料理にひかれて、多くの人が集う場所になっていったであろうことは想像するに難くありません。私もこんな風に年齢を重ねていけたら……と、切に思いました。
鬼塚夫妻
釣耕苑の庭は、ガーデニングが趣味の靖子さんが丹精込めて育てたナツメやキンモクセイ、ブーゲンビリア、ストレリチア、ランタナなどが植わっています。訪問した10月下旬は、小さな紫陽花のようなランタナが赤やピンクの花をつけ、彩りを添えていました。
「次は家族と一緒に来たいです」と伝えると「ええ。待ってますよ」と鬼塚さん。
本当にありがとうございました!
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取材・文=朝日新聞社 Aging Gracefullyプロジェクトリーダー 前田育穂